ソフトウェアの設定

音声・表示設定

音声・表示タイプ・表示順



1.音声の種類



ネイティブスピーカーの朗読音声を2種類用意しています。

A. ナチュラルな朗読(一文単位)
ネイティブスピーカーによるナチュラルなスピード、イントネーションの朗読音声です。この音声を聴き、この音声に合わせて音読(シャドウイング)できるようになることが目標になります。

B. センスグループ朗読(センスグループ単位)
センスグループごとにポーズを入れ、センスグループの区切りを強く意識して学習できるように作られた朗読音声です。主にプレスタディ>センスグループ朗読で使用します。英語独特の語順、文の構成要素、センスグループの感覚がしっかりと身に付くまでは、記憶定着トレーニング>スピードアップ音読でも使うようにしましょう。

※センスグループ朗読は、教材によっては用意されていない場合があります。また、ポーズを入れるタイミングは厳密な意味でセンスグループの単位となっておらず、さらに大きなまとまり(例えば文の構成要素、句・節など)でポーズを入れたり、逆に小さな単位でポーズを入れていることもあります。詳しくは学習教材ごとに用意されている学習ガイドをご覧ください。

2.日本語の表示タイプ

日本語の表示には、通常の和文と英語の語順になった(センスグループごとに訳された)和文の2種類があります。

A. 通常の和文
会話文にありがちな、独特の言い回しを学びたい場合や、日本語からストレートに英語を出力する力を身につけたい場合(中級者以上)には、スピードアップ音読やアクティベーションでも、通常の和文を利用するといいでしょう。ただし、センスグループの感覚をしっかりと身につけていることが大前提になります。

B. 英語語順の和文
英語の語順をしっかりと身につけたい場合や、英文を先頭から(返り読みせずに)理解していく力を身につけたい場合に利用します

3.英文と和文の表示順など

さまざまなトレーニングにおいて、英文・和文の表示タイプとともに、どちらを上に表示するか指定できます。どちらを上に持ってきても、あまり効果に違いはありませんが、主に注目したい(させたい)文が強調されるようにフォントの色とともに設定してください(当然、通常は上に持ってきた方に意識が行きやすいはずです)。

A. 日本語から英語をとっさに思い出すトレーニングをしたい
日本語を上にし、さらに強調された色・サイズに設定します。日本語に意識を向けても、視野の周辺部で英語も意識・潜在意識を通じて入力されますので、英語をヒント的に使うことができます。

B. 英語をしっかりと音読することに重点を置きたい
上記Aとは逆に、英文を上に配置し、強調された色・サイズに設定します。日本語は強く意識されなくても、周辺知覚情報として英語の理解・記憶を助けると共に、トレーニング中の安心感を生み出します。

C. 瞬間的な英訳能力を高めたい
和文を非表示にしてスピードアップ音読をおこなうことで、瞬間的な英訳能力を高めるトレーニングをすることができます。上級者向け、あるいは教材を何度も繰り返しておこなう場合のトレーニングです。

なお、これら音声の種類や表示タイプの変更は、コントロールパネル内でもおこなうことができます。

設定パネルでの各種設定の変更については、こちらをご覧ください。