第一文型:節

【セクション11】 第一文型 節レベル

第1文型
S V M/P/T
名詞 自動詞 副詞類

※略記号(M, P, T): M:manner /どのように(様態)、P:place / どこで(場所)、T:time / いつ(時)

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○ 11-1 第1文型〔S+V+副詞的な名詞句:時間・距離・数量(程度)・方向〕  >>TEXT

  S+V+名詞句のパターンです。普通、動詞の後に名詞(句)がある場合は、動詞は他動詞で、名詞(句)は目的語になりますが、このパターンは特別で、動詞は自動詞、名詞句は副詞的な役割をします。これらの名詞(句)は、1.時間、2.距離、3.数量・程度、4.方向・方法、の4種類をあらわします。

 例文1〜3: 時間
 例文4〜6: 距離
 例文7〜9: 数量・程度
 例文10〜12: 方向・方法

○ 11-2 第1文型〔There/Here+be動詞+主語+場所〕 >>TEXT

There/Here

V

S

P

be動詞

名詞

場所などを示す前置詞句 他

 

 第一文型が慣用化したパターンで、「(場所)にSがある」という意味になります。

 文頭のThereはこのパターンをつくる形式語で、「そこに」という意味は持たず、また常に弱く発音されます。 

 Hereは、Thereよりも近くを指す場合(「ここに〜がある」)や、相手の注意をひく場合(「ほら、〜」)などに使われます。なお、Hereで始まる場合には、場所を示す副詞(P)は置かれません。

○11-3 第1文型〔There/Here+一般動詞(自動詞)+主語+場所〕 >>TEXT

  11-2のVが存在や出現をあらわす自動詞になったパターンです。主に書き言葉で使われる表現です。