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教材の構成

 

5文型について

英語は、動詞の種類によって、基本的に5つの型に分類することができます。

I
S
V
 SがVする
II
S
V
C
 SはCである(S = C)
III
S
V
O
 SはOをVする
IV
S
V
O1
O2
 SはO1にO2をVする
V
S
V
O
C
 SはOをCとVする(O = C)
 SはOをCにVする

S=subject:主語/V= verb:動詞/O= object:目的語/C= complement:補語

I
Flowers
bloom.
花が咲く。
II
He
is
a teacher.
彼は先生です。
III
I
bought
a car.
私は車を買った。
IV
She
gave
me
a present.
彼女は私にプレゼントをくれた。
V
He
named
his son
Jin.
彼は息子をジンと名付けた。

 

〔第1文型〕
「Sが〜する」という文で、主語の動作などをあらわします。

〔第2文型〕
「SはCである」という文で、CはSを説明する言葉(名前や様子)です。
S = C(上の例文で言えば、he = a teacher)の関係が成り立ち、Vの部分(動詞)は、主語と補語の間で、いわば「=(イコール)」の役割を果たします。この文型をとる動詞を連結動詞と呼ぶこともあります。その代表がbe動詞です。

〔第3文型〕
「SはOを〜する」という文で、Sの動作(V)はOという対象への動作をあらわします。

〔第4文型〕
「SはO1にO2を〜する」という文で、「SはO1(人)にO2(もの)を〜する」と考えると分かりやすいでしょう。O1を間接目的語、O2を直接目的語といいます。この文型で用いられる動詞を授与動詞と呼ぶこともあります。

〔第5文型〕
「SはOをCと〜する」「SはOをCに〜する」という文で、CはOを説明する言葉(名前や様子)です。O = C(例文では、his son = Jin)の関係が成り立ちます。

※第1、2文型のように、目的語を伴わない動詞を「自動詞」,第3、4、5文型のように、目的語を伴う動詞を「他動詞」といいます。
※その他詳細は、市販の参考書などを参照してください。


 

教材の構成

本教材は5文型を3段階に区分した、全15セクションで構成されています。各セクションには複数のファイル(レッスン)が収められており、それぞれのファイル(レッスン)に8〜14の例文があります。

〔第1段階:基本編〕 セクション1〜5

 第1〜5文型の基本的な文….. (句や節ではない)語レベルの文

セクション

学習する文のパターン

ファイル数
例文数

1

S+V+副詞類〔様態/場所/時〕

5

60

2

S+V+C+副詞類〔様態/場所/時〕

8

88

3

S+V+O+副詞類〔様態/場所/時〕

4

50

4

S+V+O+O+副詞類〔様態/場所/時〕

8

96

5

S+V+O+C+副詞類〔様態/場所/時〕

4

48

〔第2段階:発展1〕 セクション6〜10
 不定詞(to-)、動名詞(-ing)、現在分詞(-ing)、過去分詞(-ed)、wh-句(wh- to-)などの句を用いた文

セクション

学習する文のパターン

ファイル数
例文数

6

S+V+副詞類〔様態/場所/時〕
V:(現在・過去)進行形、(現在・過去)完了形、現在完了進行形などを含む
内容
5
60

7

S+V+C+副詞類〔様態/場所/時〕
C:to do句,doing句,done句(-ed句)
10
108

8

S+V+O+副詞類〔様態/場所/時
O:to do句(不定詞句),doing句(動名詞句),wh- to do句(疑問詞+to不
定詞)
10
112

9

S+V+O1+O2+副詞類〔様態/場所/時〕
O2:wh-句(疑問詞+to不定詞)
2
24

10

S+V+O+C+副詞類〔様態/場所/時〕
C:to不定詞句(to do)、原型不定詞句(do)、現在分詞句(doing)、過去分詞
句(done)
10
120

〔第3段階:発展2〕 セクション11〜15
 that節、wh-節を用いた文/その他の特別な構文

セクション

学習する文のパターン

ファイル数
例文数

11

S+V+副詞類〔様態/場所/時〕
副詞類が名詞句のパターンなど There is〜などを含む
3
32
12
S+V+C+副詞類〔様態/場所/時〕
C:that節,wh-節/Sが形式主語のパターンなど
9
108

13

S+V+O+副詞類〔様態/場所/時
O:that節やwh-節
5
60

14

S+V+O1+O2+副詞類〔様態/場所/時〕
O2:that節やwh-節
4
48

15

S+V+O+C+副詞類〔様態/場所/時〕
Oに形式目的語 it を置くパターン
2
24



教材は、センスグループの切れ目を強く意識するために、通常の朗読音声に加えて、センスグループごとにわずかなポーズをいれた朗読音声をご用意しています。

第1段階のトレーニングでは、記憶定着トレーニングの音読練習(スピードアップ音読)の場面でもセンスグループ朗読音声をお使いになることをお薦めします。音読の際にも、英語的な言葉のつながり、グループの切れ目を強く意識でき、英語らしい文の構造が身に付きやすくなります。